医療法人社団 グルコピア日立|内科・糖尿病内科・甲状腺内科

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指導科だより

12.糖尿病と高血圧
1.どうして糖尿病と血圧は関係があるのでしょうか…?
血糖値が高いと、血管が硬くもろくなり、動脈硬化を起しやすくなり、高血圧の合併症を引き起こします。糖尿病と同様に血圧も生活習慣が関係します。
2.家庭血圧(起床時や就寝前)を測定しましょう。
家庭血圧の基準値は… 135/85mmHg以下です
正しい血圧測定方法は・・・?
①起床時の血圧測定法 ②夜間の血圧測定法
・起床1時間以内に測定する
・座って1~2分間安静後に測定する
・トイレを済ませた後に
・朝食やお薬の前に測定する
・就寝前に測定する
・座って1~2分間安静後に測定する
病院での血圧測定は緊張することも多いので、家庭で血圧を測定し持参すると診察時の参考になります。
3.高血圧を予防するポイントは…?
① 減塩する。(高血圧の方は1日6g未満に)
② 野菜は多く摂取し、肉類は控えめにする。
③ 運動をする。
④ ダイエットをする。
⑤ 禁煙をする。
4.減塩のポイントは…?
① 調味料は少なめにし、直接かけずに小皿にとってつける。
② 素材の味やダシの旨みをいかす。
③ 汁ものは1日1杯にし、麺類の汁は飲まないようにする。
④ インスタント食品を控えるようにする。
5.塩分の多い食品(塩分量)
食品名・量 塩分量
梅干
1個
2.2g
塩鮭(甘塩)
1切れ100g
2.6g
たくあん
3切れ
1.3g
あじの開き
1枚
1.7g
味噌汁
1杯
2g
かまぼこ
2切れ(50g)
1.3g
しらす干し
(大さじ2杯)
0.4g
たらこ
1/2腹
1.8g
うどん
1人分
4~5g
※スープ残すと塩分2~2.5g
ラーメン
1人分
7~8g
※スープ残すと塩分3.5~4g
参考:万有製薬 高圧血症の食事療法パンフレット
塩分を摂り過ぎると血液量が増加する為(水分量が増加)血圧を上昇させますので気をつけましょう
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